長野の旅
当初、家でゆっくり休むつもりだった3日目だったが、前日予定より早く平泉から帰ってくることが出来、思いの外体力に余裕があったので、日帰りできる範囲でいいところはないかしら?と地図を見ていて見つけたのが善光寺だった。
長野新幹線に乗って約2時間。
長野駅についてすぐ観光案内所へ向かった。
お昼にはまだ間があったが、朝食抜きで家を出てきたので、もうお腹がペコペコ。
ここで観光地図を貰うついでに、ランチのお勧めの店
を聞いてみた。
案内所のおばちゃんに
『長野の名物と言えばやっぱりお蕎麦
でしょう…』
と言われ、一旦はなるほど…と思ったが、昨日もわんこそばを食べたし、そもそもどちらかと言うとお蕎麦よりうどん派の私は、
『他にはない?』
と恐る恐る尋ねたら、
『善光寺のそばに自然食のビュッフェ式レストラン
があるわよ』
と、にこやかに教えてくれた。
『これで、キマリだね!』![]()
地図を見せながらレストランの場所をていねいに教えてくれたおばちゃんに感謝!![]()
おばちゃんが教えてくれたのは、善光寺参道に程近いキノコと野菜の一粒万平(いちりゅうまんぺい)というお店だった。
雑穀ご飯とキノコおこわから主食を選び、味噌汁が運ばれると、あとは20品目以上のお惣菜が並ぶ棚から、好きな料理を好きなだけ取って食べるバイキング方式だ。
空腹の私は、サラダ・てんぷら・煮物・デザート…等など、食べる、食べる。
旅行に出ると、どうしてこんなによく食べるのでしょう?
体重計に乗るのが、こ・わ・い…
さて、初めて訪れた善光寺はとても立派なお寺さん。でも、なんと言うのか…とても心優しい、親しみの持てる開かれたお寺という感じがする。
宗派を問わず、救いを求めてきた者たちを広く受け入れてきた歴史が、人々をして善光寺さんと気さくに呼べる関係を育ててきたのだろうと思う。
本堂は国宝に指定されていて、外陣・内陣・内々陣と3つに分かれている。
内陣に入るためには500円が必要なのだが、是非入ってお戒壇めぐりというのを体験してみてほしい。
内々陣の右側を通って奥へ進むとお戒壇めぐりの入り口がある。ここは御本尊の安置される瑠璃壇下の真っ暗な回廊を通って、途中にある極楽の錠前を触ることができたら、御本尊と結縁することができるというもの。
とにかく真っ暗で、前の人に続いて壁づたいにすり足で進んで行くのだが、急げば前の人にぶつかる、ノロノロすれば後ろから追突されるという塩梅で、なかなか難しい。
目を皿のように開けたところで、真っ暗闇の中では、まさに鼻をつままれてもわからないという状態だ。
ただただ、右手に触れる壁が頼りで、まだ、出口じゃないのか?と心細くなったあたりで、ようやく錠前に触れることが出来た時は、極楽浄土にたどりついたと思うほどに深く安堵した。
暗闇から光りの世界に戻ってみれば、遊園地のお化け屋敷みたいな楽しさもあって、こりゃぁ面白い、また行ってみたいと思った。
本堂の左奥に善光寺史料館がある。
ここでは7年に1度行われる御開帳のビデオ上映もあってなかなか興味深い。
善光寺について知るとっかかりになると思う。
このあと、タクシーで5分ほどのところにある裾花峡温泉うるおい館
に立ち寄った。
長野駅からも車で5・6分のところにありながら、露天風呂からの眺めは山の中の趣。
お湯は鉄分を多く含んだ茶色で、源泉は飲用可なんだって。入場料650円。貸しバスタオル200円。
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