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2007年8月10日 (金)

DVD『それでもボクはやってない』

劇場公開の際見逃していた映画『それでもボクはやってない』を見た。

20061205001fl00001viewrsz150x1_2 周防監督がShall we ダンス?以来久々にメガホンを取った社会派映画だ。

満員電車で突然女子中学生に痴漢に間違われた26歳のフリーター。

あれよあれよという間に逮捕・拘留・起訴・裁判と進んでいくなかで彼は一貫して無実を訴える。

母も友人も、必死になって彼の無実を証明してくれる目撃者を探し、あるいは再現ビデオを作り、彼が犯人ではあり得ないことを証明しようと努力するが‥

裁判ってこんな風に行われていくのか‥と、少々怖くなった。

無実なら必ず判ってもらえるはず‥と思っていたけれど、実際はそんな甘いものではないのだと。

裁判とは、真実を明らかにする作業ではなくて検察側と弁護側双方の主張や証拠書類を吟味して、どちらが信憑性があるかを判断する場なのだそうだ。

人が人を裁くということの重さ。

何が真実で何が間違いなのか見極めることの難しさ。

たくさんの偶然が重なって、突然犯罪者にされてしまうことの恐ろしさ。

主人公の青年と同世代の我が息子は、普段からあらぬ疑いを抱かれないために、満員電車に乗るときは必ず両腕を上に上げてつり革や手すりにつかまるようにしているのだと話していた。

一部電車には女性専用車が設けられているけれど、男性専用車こそほしいと力説している。

冤罪は決してあってはならないこと。

折しも、裁判員制度がもう間もなく実施される。

この映画は日本の裁判制度の問題点を浮き彫りにさせてくれた。
もう一度皆で考えようと。

見終わったあとも、主人公の青年の”ボクはやってないんだ”という悲痛な叫びが胸に響く。

必見の作品だと思う。

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投稿: ■全国共通 女性専用車両 総合スレッド Part17■ | 2007年8月10日 (金) 16時32分

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