『チーム・バチスタの栄光』

『チーム・バチスタの栄光』 (海堂尊 作)を読んだ。
この作品は第4回『このミステリーがすごい!』(宝島社主催)の大賞受賞作品だ。
通称『このミス』を私は結構信頼していて受賞作を何点か読んでいるがどれも面白くて納得のいくものだった。
で、期待して読み始めたこの作品。
舞台は病院。
臓器制御外科助教授としてアメリカから招聘された医師桐生が心臓移植の代替手術(バチスタ手術)専門のチームを構築し次々と困難な手術を成功させ脚光を浴びていた。
しかし3例の術中死が立て続いて発生し院長はその調査を不定愁訴外来の万年講師田口に依頼する‥
果たしてこれは医療ミスなのか殺人なのか?
前半は田口の奮闘が続く。
この田口という出世欲のまるでない主人公が面白い。
登場する医師・看護士も個性的だ。
しかし後半登場する
厚生労働省大臣官房秘書課付技官 白鳥圭輔が際立っている。
最終的に彼が事件を解決していくんだけどそのキャラクターが特異。
この人を主人公にシリーズ化したらどうかしらと思う。
真面目なんだか不真面目なんだか、人をおちょくっているような口を利き相手を不愉快にさせながらも人の心底を見抜く眼力や知識‥
彼のもう一つの肩書きは
医療過誤死関連中立的第三者機関設置推進準備室室長。
医療現場の話なので難しい言葉も出てくるが一気に読み進んでしまうほどの圧倒的な筆力は見事。
著者は医師だ。
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コメント
お初です。
週末、この本を購入しました。
今、中盤ですが、早く読みたくて仕方ないほどはまってます。
個人がしっかりと描かれていて、情景が自然と浮かぶ文章。
後半が楽しみです。
次読む本に悩んでいるので、ブログ参考にさせていただきます!
投稿: びいすと | 2006年2月23日 (木) 15時00分
びいすとさんへ。
こんにちは。ようこそお出でくださいました!
びいすとさんのお好みのジャンルはやはりミステリーですか?
私はお気楽系を中心に恋愛からミステリーまで日本の現代小説ばかり読んでます。ノンフィクションはあまり読みませんね。
『バチスタ』のあとは『かもめ食堂』『レンタルチルドレン』を読みました。今は『青山娼館』を読んでいます。『ガール』『ひなた』『雪屋のロッスさん』‥を続けて読む予定です。
投稿: chingu | 2006年2月24日 (金) 23時27分